ひとつの作品が仕上がるまでには、色々な工程があって、
そして自分なりに得手、不得手がある。
特に後者については意識してはいけないと思いつつ、
やっぱりうまくいかなかったりして、
解いては縫って、を繰り返す羽目になると、「フゥ…」となる。
たとえば私にとって、そんな作業のひとつが「ファスナー付け」なのですが、
でもやっぱりファスナーというのは便利なので、袋物には積極的に取り入れたいなあと
思って、そして取り付けの時は、少々緊張しつつも気合と集中で向き合っている。
そんなファスナー付けだが、最近は以前ほどあまり苦にならないようになった気がする。
色々な素材、部位にあった付け方、さまざまなケースにたくさん出会い、経験することで
以前ほどは拒否感がなくなった。多分、作業が難航するたびに、それをクリアする
対処法を自分なりに手探りで見つけて、「こういう場合はこうすればいいのだ」というやり方を
体験してきたからだと思う。
…とはいっても、まだまだまだ、勉強の途中だけれど。
* * *
小沢健二さんのエッセイに、「手」について書かれたものがあって、
とてもいいなあ、と思ったし、共感した。
「----でも、手は裏切らないし、「意外に」というのは手にはない。
手は、それまでの時間に積み重ねられてきたことを、絶対に裏切らずにやる。
手は、信頼できる。友情のように。愛のように。------」
(小沢健二 「手」より)
手を使っている人、がんばれ。
手を使っている人、がんばろう。
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ずっと前に買ってあった麻袋をひっぱり出して制作中。
ただいま旬のじゃがいもやたまねぎなど入れておく袋でも、と。
でも、手提げも作っています。
- 2011/06/23(木) 12:59:01|
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収穫したパプリカ。
赤

黄色

初めてだったけれど、
けっこうそれっぽく実ったので、けっこう嬉しかった。
こちらは昆虫。
置き場に困って、手すりに貼ってみたら、けっこうハマッた。

ペーパークラフトの本、というのが売っていて、
ページを切り取って組み立てる。
長男が夢中になって、せっせと作ったもの。
お手紙書きに目覚めた次男。
これは担任の先生に書いたもの。

まだ字は書けないので、絵(だいたい電車と顔)を描いて
シールをペタペタ。
うれしそうに、明日のために黄色いかばんに詰め込む。
どれも暑かった頃のひとこま。
「暑かった頃」といっても、つい最近の事だけれど、
今日みたいに寒いくらいに感じる日が到来したりすると、
暑かった日々は、急に遠い昔のことのように感じたりする。
ほんの先週くらいのことでも、「あの頃」と言ってしまったりする…。
- 2010/09/24(金) 20:45:18|
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こちら、お正月に実家から譲り受けてきた無水鍋です。
祖母の代から使っていたそうなので、もう何十年にもなるもの。

フタをあけると…
芋・オン・ザ・ストーンズ

砂利の上に芋をのせ…石の上にも3年といいますが、いや3年は待たなくて
いいのですが、フタをして火にかけること小1時間。
たいへん甘い、石焼き芋の完成。

ゆっくり長く加熱すると、甘みがぐっと増すとか。
レンジでチン、のインスタントも、あっという間に出来て便利ですが、
じっくり時間をかけると、その持ち味を最大限に引き出すことが出来るんだねぇ…。
何でもかんでも「速さ」を求めている時代ですが、
速くない方がいい時もあるんだなあ。
…と、石焼き芋で感じる2月。
- 2010/02/07(日) 02:03:06|
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夏休み。
毎日はすっかり子供ペースで、朝起きれば「今日どこいく~?」、おなかが減れば「今日のごはんなにー?」兄弟で仲良く遊んでいると思えば、「にいにがやったー!!」と弟号泣・・・。
そして出しっぱなし、やりっぱなしな彼らは、部屋をカオスと化します。
朝の支度や夜の寝かしつけなど、時間に追われることがないから、夏休みはもうちょっと自分の事ができるかな?なんてのはちょっと考えが甘かったかも。
そんな夏休みも残すところあと1週間です。
ところでお盆の後、4日程帰省してきました。
実家は築35年という古い家なのですが、台所の所にある柱にはこんなんが貼ってあります。

これはなんと「なかよし」の付録のメジャーのシール。背の高さを測ります。25年以上前のです。ここで時々背を測ったりしたものでした。

(写真がボケていますが)イラストは人気だった「あさぎり夕」先生。うわー。
そんな思い出の詰まった家も、建て替えの為に10月には取り壊されます。
あと実家での出来事としては、飼っていたホタテ(雑種犬)が、ちょうど1週間前に亡くなりました。
15年の長老でした。
なぜホタテと名付けたかというと、家にやって来た日の夕食に「ホタテの刺身」があって、毛の色が似ていたからです。
新しい犬小屋には、松の木の端材に「帆立」と彫刻刀で彫って付けました。
伐採後の山に落ちていた、松脂の染み出た半月の形の端材です。
結構大きな犬で力もあったので、散歩の時にはいつもグイグイと引っ張られます。
飼い主と同じペースで横に並んで歩いてくれるワンちゃんを羨ましく思ったりしました。
ホタテをとても可愛がっていた母が、「ホタちゃんが『おはよう』っていえるようになったのよ」といってみんなに得意気に披露していたりしました。
にぼしが好物で、カミナリが嫌いでした。
そんな事を思い出します。
年を取ってからは、いつも小屋のそばでいつものんびりと昼寝しており、呼びかけには、のそり、のそり、と反応していました。
優しい気持ちの犬だったように思います。
ホタテくん、天国でも楽しく暮らしてね。
* * * * * *
さて昨夜はオットの会社のお祭りでした。
長男が閉店間際の金魚すくいコーナーで、金魚をたくさん頂いてきました。
今まで1匹だった家の金魚が・・・

8匹に!

過密状態です。もっと大き鉢に引越しさせねば・・・。
- 2008/08/23(土) 11:08:00|
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